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健康保険が適用可能な夜間・休日の往診サービス「コールドクター」が2億円調達、提供エリア拡大

夜間・休日の往診サービス「コールドクター」(Android版iOS版)を運営するコールドクターは12月22日、第三者割当増資による総額2億円の資金調達を発表した。引受先はサイバーエージェント、XTech Venturesなど。

調達した資金により、東京・神奈川・福岡・佐賀に続くサービス提供エリアの拡大、新型コロナウイルスで利用者が増える中での安定した事業基盤の強化、採用強化などに取り組み、サービスの向上を目指す。

コールドクターは、健康保険が適用可能な夜間・休日の往診サービス。アプリで簡単に予約、最短30分で自宅に医師が診察に訪問し、その場で薬を渡す。医療機関との連携により約100名の医師が登録しており、急な体調不良時にも安心して相談できるとしている。

新型コロナウイルスの第三波の影響が広がる中、「病院での二次感染が心配」「外出もできるだけ控えたい」「もしかしてコロナでは?」といった新型コロナウイルスに関連した心配をされる方も増えており、コールドクターへの診察依頼件数も増加傾向にあるという。

診察の流れ

  1. 診察予約の申し込み
  2. 医師が自宅へ訪問(医師の判断により、自宅に訪問せず直接医療機関を紹介する場合もある)
  3. 自宅で診察
  4. その場で薬をお渡し
  5. 後日郵送にて請求(NP後払い:コンビニ払い・銀行振込が選択可能)

診察エリア

コールドクターは、受診できる医療機関が限られている・診察まで長時間待たされてしまう・受診を断られてしまうこともある、といった夜間休日の診療を取り巻く課題を解決する医療サービスを目指している。

また、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による新しい生活様式に適合した医療サービスとしてコールドクターを社会に根付かせることで、医療崩壊の回避に貢献できると確信している。

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カテゴリー:ヘルステック
タグ:コールドクター資金調達(用語)新型コロナウイルス(用語)日本(国・地域)

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