ドローンの世界的リーディングカンパニーであるDJIより、性能をさらにアップさせた業務用ドローンの新機種「Mavic 2 Enterprise Advanced」(価格未定)が発売となります。サーマルカメラ(温度測定)、ビジュアルカメラともに解像度がアップ、上昇下降速度の向上など、さらに精密な撮影・点検が可能となりました。導入すれば、高所など人の手では難しい場所の保守点検も格段に効率アップしますよ。
DJIの産業用ドローンにさらなる高性能モデルとして加わった「Mavic 2 Enterprise Advanced」。熱解像度が640×512へとアップしたHDサーマルカメラに、1200万画素から4800万画素へと大幅に高精細となった1/2インチCMOSセンサーによるビジュアルカメラを搭載。このふたつのカメラによるデュアルセンサーにより、現場の状況をより詳細に撮影可能。
カメラは32倍のデジタルズームや16倍のサーマルズームに対応し、ドローンと言えども近づきにくい対象物、場所の撮影に威力を発揮。対象物の平均温度を表示するスポットメーターや、加熱の度合いを把握できるエリア測定も搭載しています。
別売で測位用のRTKモジュールを搭載すれば、cmレベルでの高精度な測位も可能に。飛行の経由点であるウェイポイントを最大で240個も設定できるので、複雑で大きな構造物の点検も、自動で効率よく行えます。
通常は、インターネットへ接続し、位置情報や飛行制限などの各種情報を得ながら使用しますが、データセキュリティ向上のため、インターネット通信を停止して作業する“ローカルデータモード”も搭載。リモコンとの無線リンクは暗号化もされ、内部の24GBのストレージにもパスワード保護機能を搭載。機密性が重要視される作業でも安心して導入できます。
その他、近くの航空交通を警告するシステムや、6方向の障害物検知、寒冷地・低温の環境下での使用に耐える自己加熱式バッテリーの採用などプロ向けとして頼もしい機能を搭載。
コンパクトなボディ、向上した上昇下降速度によるスムーズな操作性や、1分以内で可能というセットアップの効率性といった扱いやすさも魅力。
こういったドローンを導入すれば、これまで人の手では難しかった場所の保守点検に活躍。作業員の安全確保にも役立ちますよ。
>> DJI
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/343627/
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