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超小型スマホのJelly2、通関トラブルで日本に届かず

Jelly2
 
手のひらサイズの超小型スマートフォンJelly2を製造するUnihertzは12月23日、日本の税関での通関トラブルにより、Jelly2日本版が香港に返送される見込みだと発表しました。
 
※クラウドファンディングは、製品・サービスの購入ではなく”投資”であるため、プロジェクトの進行が遅れてお礼のリターン(製品やサービス)が予定通り届かない場合や、目標額に到達しないなどの理由で開発自体が中止となることもあります。また海外プロジェクトの無線機では、日本国内での利用に必要な技適マークを取得していないケースがあります。これらのリスクを理解した上でご利用ください。

クラウドファンディングで資金調達


 
Jelly2は画面サイズがわずか3インチで、手のひらに収まるサイズのスマートフォンとなっており、クラウドファンディングで資金を調達していました。
 
海外大手クラウドファンディングサイトのKickstarterでは、目標5万ドル(約520万円)のところ、約98万ドル(約1億円)の調達に成功しています。
 
また、日本のクラウドファンディングサイトCAMPFIREでは、目標金額の100万円に対し、3,700万円以上の資金が集まりました。
 
小型軽量でありながら、FeliCaおサイフケータイ機能や指紋認証機能などを搭載し、CAMPFIREでは21,999円(送料無料)、Kickstarterでは179ドルという低価格で入手することが可能だったため、クラウドファンディングの支援者から人気の案件となっていました。

税関トラブルで香港に返送

Unihertzの公式Twitterは12月23日、クラウドファンディングの支援者向けに輸送していたJelly2が、日本での通関手続きでトラブルが発生し、香港に返送される見込みだと発表しました。
 
Unihertzは、記事執筆時点では通関トラブルの原因は不明としており、香港から日本への再発送が必要となるため、2020年中の配送が不可能となったことを支援者に謝罪しています。
 
人気のクラウドファンディング案件だったため、影響を受ける支援者の数も多く、今後Jelly2が適切に支援者の手元に届くのか注目されます。
 


 
 
Source:Unihertz / Twitter, Kickstarter, CAMPFIRE
(seng)

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