2020年第3四半期(7月〜9月)における世界スマートウォッチ出荷台数において、Appleが前年同期と比較して2%シェアを伸ばしたことがわかりました。
トップ5社で出荷台数の66%以上に
調査会社Counterpoint Technology Market Research によると、全世界でのスマートウォッチの出荷台数は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行の中でも成長軌道を維持し、2020年第3四半期も前年同期比6%の成長を遂げました。
なかでも上位企業が好調で、トップ5社で出荷の66%以上を占めています。
Appleは引き続き市場のリーダーのポジションを維持しています。同社は初の中位機種スマートウォッチとなるApple Watch SEをこの四半期に発売し、300米ドルを切る価格帯で多くの注目を集めました。
Huaweiは、最近投入した機種の中でも特に子供向けのスマートウォッチが好調で、15%のシェアで2位の座を守りました。Galaxy Watch 3の発売を成功させたSamsungは、BBKを抜いて、この四半期に3位を獲得しました。
金額ベースでは売上の50%を獲得したApple
売上金額ベースでは、第3四半期にAppleは23億米ドル(約2,400億円)と世界スマートウォッチ市場の売上のほぼ半分に達し、前年同期比で18%の増加となりました。
地域別でみると、中国は7四半期かけて、台数ベースでは北米を僅差で抜き、世界最大の市場となりました。
Apple Watch Series 4の発売以降著しい成長を遂げていた北米市場は、2018年第4四半期以降、市場を牽引する役目を担っていましたが、2020年第3四半期についに中国に抜かれました。以前は、中国では子供向けスマートウォッチのシェアが全体の7割を超えていましたが、昨今は「普通の」スマートウォッチ市場に勢いがあることも市場拡大の要因となっています。
Source:Counterpoint Technology Market Research/PR Times
(lunatic)
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