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PlayStation 5にXbox Series X…次世代ゲーム機のスペックを堪能できる最新テレビ5選

【2020年注目ジャンル総まとめ】

“おうちエンタメ”がブームになった2020年は、PlayStation 5(以下、PS5)、Xbox Series X(以下、Xbox)と次世代ゲーム機も登場し、ゲーミングにとっても当たり年。

PCにも匹敵するパワフルなこれら新ゲーム機の美麗なグラフィックを体験するには4Kテレビが必須。それだけならハードルは高くありませんが、実は次世代ゲーム機のポテンシャルは現在の4Kテレビのスタンダードスペックより高く、現行のスタンダードである4K/60Hzから映像のコマ数を倍増させて滑らかな表示を可能とする4K/120Hz、さらには4Kから解像度を4倍にする8K解像度の8K/60pと、HDMI2.1で規定された最新の映像出力までサポートしています。

現在の一般的なスペックの4Kテレビを選んでも次世代ゲーム機のグラフィックを体験はできますが、せっかくなら次世代ゲーム機レディ(※4K/120Hzないしは8K/60pといった対応可能スペックを満たしている場合をこう呼ばせていただきます)の機種を選びたいですよね。そんな次世代ゲーム機が本当に要求するスペックを想定した上で、手頃なサイズから超大画面まで新世代ゲーム機に最適なテレビ5機種をご紹介します。
 

1. 4K/120Hzで最もお手軽な49型4K液晶テレビ

LGエレクトロニクス
「49NANO86JNA」(実勢価格:10万7000円前後)

4K液晶テレビで次世代ゲーム機の4K/120Hz映像に対応する数少ない選択肢のひとつがLGの「NanoCellシリーズ」。4K液晶で、かつ49型という設置しやすいサイズで、Nano Cell粒子によって一般的な液晶よりも色鮮やかな映像表現が可能と画質スペックも液晶上位クラス。HDMI2.1準拠で約10万円という高コスパで、ゲーム向きテレビ今年イチの注目株です。

 

2. 大き過ぎず高画質なゲーム向き48型有機ELテレビ

LGエレクトロニクス
「OLED48CXPJA」(実勢価格:18万4000円前後)

いま、画質重視でゲーム用として選ぶなら、応答速度が速く明暗の再現性にも優れる4K有機ELテレビが有力。2020年に登場した新サイズ“48型”のLG「OLED48CXPJA」なら、ゲーミングモニタ用にピッタリ。HDMI2.1準拠の4K/120Hzにも対応していて、まさに現時点での理想的なゲーミング4Kテレビです。

 

3. 60型から選べる8K映像入力に対応可能なAQUOS 8K

シャープ
「AQUOS 8K 8T-C60CX1」(実勢価格:36万6000円前後)

次世代ゲーム機では将来的に8K映像出力対応も予定しています。8K映像の最高画質の映像信号に対応しているのは8Kパネルを搭載するテレビのみ。シャープのAQUOS 8K「8T-C60CX1」は、60型の8K液晶パネル採用で次世代ゲーム機の8K映像信号レディ。もちろん、4K/120Hz映像信号も対応できるので、次世代ゲーム機用のテレビとして理想的な条件も備えています。

 

4. ゲーミング性能にサウンドも優秀な55型4K有機EL

LGエレクトロニクス
「OLED55GXPJA」(23万6000円前後)

次世代ゲーム機向けという視点で標準的な有機ELテレビを1モデル選ぶならLG「OLED55GXPJA」でしょう。55型というリビングに最適な大画面に、次世代ゲーム機向きのスペックとして、4K/120Hz信号、VRR(可変リフレッシュレート)、ALLM(自動低遅延モード)などゲーミング仕様をカバー。内蔵スピーカーによるDolby Atmosの立体音響にも対応するのでゲームプレイの臨場感もバッチリ。

 

5. なんと150万円オーバー! 8K映像入力にも対応するソニーの8K液晶テレビ

ソニー
「BRAVIA 85Z9H」(実勢価格:188万円前後)

ゲーム機を手掛けるメーカー、ソニーによる唯一の次世代ゲーム機レディモデルが85型8Kテレビの「85Z9H」です。8K液晶パネル搭載でHDMI 2.1端子による8K映像信号、そして4K/120Hzの映像信号にも対応。映像と音の位置を合わせるアコースティックマルチオーディオ対応で、ゲームプレイ時の臨場感も抜群。200万円近い価格も超弩級ですが、次世代ゲーム機向けに今そろえられる最上級のプレイ環境です。

>> [特集]2020年注目ジャンル総まとめ

<取材・文/折原一也

折原一也|1979年生まれ。PC系出版社の編集職を経て、オーディオ・ビジュアルライター/AV評論家として専門誌、Web、雑誌などで取材・執筆。国内、海外イベント取材によるトレンド解説はもちろん、実機取材による高画質・高音質の評価も行う。2009年によりオーディオビジュアルアワード「VGP」審査員/ライフスタイル分科会副座長

 

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