東急電鉄株式会社はタイムルーパー合同会社とともに、ARアプリ「電車とバスのAR博物館」を開発。今月23日から来年3月31日まで無料配信する。
なお、12月23日時点ではiOS12以降のiPhoneのみ対応。Android向けアプリは準備が整い次第配信となるとのことだ。
自宅に広がる鉄道・バスの世界
まずはアプリを起動して、CG電車が走るAR路線図を出現させる場所(床やテーブルなど)を決定。出現したAR路線図には3本のピンが立っており、それぞれ「AR電車シミュレーター」「電車とバスの博物館」「東急電鉄ヒストリー」というコンテンツ名が表示されている。
「ARを開始」というボタンを押し、好きなコンテンツのピンをタップするとそのコンテンツを体験できるというシンプルな仕組みだ。
実際に使ってみた!
「電車とバスの博物館」をタップすると同博物館の館内を体験可能だ。AR路線図と変わって表示される館内マップには7つのピンが立っており「8090系運転シミュレーター」「ジオラマ・シミュレーター」「キッズ・シミュレーター」「昔のバスに乗ってみよう」などのコンテンツに分かれている。
「東急電鉄ヒストリー」をタップすると、AR路線図の上の空間に同社の歴史を物語る写真のスライドショーが表示され、解説付きで見ることができた。
実際に同博物館に行きたいが行けないという人にとってうれしいアプリとなりそうだ。また、運転席からの眺めをリアルに再現した「AR電車シミュレーター」は、手軽ながら貴重な体験を提供してくれるだろう。
- Original:https://techable.jp/archives/145564
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口