海外メディアは、Appleが「秘密のパーティ」に関するサービスを提供していたアプリをApp Storeから削除したと報じています。
「秘密のパーティ」アプリ
海外メディアのThe Vergeは現地時間12月29日、パーティの企画、参加に関するサービスを米国で提供していた「Vybe Together」というアプリが突然App Storeから削除されたと報じました。
米国では、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、死者が30万人を超えており、パーティは一部で禁止されています。
報道によると、Vybe Togetherを利用することで、主催者は「秘密のパーティ」の参加者を集めることが可能となり、参加者にはパーティの2時間前に開催場所などの通知が行われる仕組みとなっていました。
なお、参加するためには、事前にインスタグラムのプロフィール提示が必要だった模様で、パーティを通報する「スパイ」が紛れ込むことを防ぐ狙いがあったと推察されます。
アプリが削除されるまでは、Vybe TogetherはTikTokやホームページに開催されたパーティの様子などを掲載して宣伝していたため、一部から批判されていました。
あるTwitterユーザーは、Vybe Togetherが投稿した動画を掲載し「新型コロナの危険性を増大させている」と非難しています。
They’re currently in the midst of promoting secret NYE ragers in nyc pic.twitter.com/dEIdwX1DKn
— Taylor Lorenz (@TaylorLorenz) December 29, 2020
現在、Vybe Togetherのホームページの動画は削除され、TikTokアカウントも凍結されています。
Source:The Verge via 9to5Mac
Photo:Taylor Lorenz / Twitter
(seng)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-337074/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania