鉄道ファンとひと口に言っても、趣味の方向性の違いで、いくつかに分かれています。たとえば、車両の写真を撮影するのが好きな撮り鉄、全国の路線を乗りつぶすことが好きな乗り鉄、車両自体が好きな車両鉄、コレクションが好きな収集鉄などさまざま。中でも、発車メロディや走行音、車内放送など鉄道関連の音に魅せられている人たちを音鉄と呼びます。
そんな音鉄の社員が開発し実現した製品が、ネインから発売の「Zeeny Lights 東急電鉄コラボレーションイヤフォン」(9800円/税・送料別)です。スマホに来た通知を音声で読み上げてくれる「ヒアラブルデバイス」のZeenyシリーズの操作音を東急電鉄仕様に切り替えた、マニア垂涎のアイテムです。
そもそもこのコラボを企画立案したのは、ネインに勤める根っからの音鉄社員で、よく見る動画サイトのおすすめ欄は車両の走行音動画ばかりという、ある意味信頼できる人物。その熱い思いに東急電鉄が答える形で、在宅時や通勤時にかかわらず、いつでも東急電鉄サウンドを聴けるアイテムが実現しました。
製品の元になっている「Zeeny Lights」は、スマホに来た通知を音声で読み上げるデバイスで、音楽、通話、音声アシスタント利用はもちろんのこと、独自の音声サービスにも対応しています。ワイヤレス充電にも対応しており、高音質設計で、Spicetone対応によりアプリで音質を調整できます。
ノイズキャンセリング対応したマイクにより、高音質での通話も可能。さらに、LINEやInstagramでメッセージを受けた時、ニュースや株価が更新されたとき、気になる著名人の新着ツイートがあった時、公共交通に運休や遅延があった時などの通知を音声で読み上げてくれます。その機能を兼ね備えた上で、操作音が東急電鉄仕様に切り替わっているのです。
例えば、パワーオンの際には東急電鉄の代表格である5000系のドアチャイムが鳴り、パワーオフの際には、東急電鉄の車内放送でおなじみの西村文江さんの「ご利用くださいましてありがとうございました」という音声が流れます。この他にも、イヤホンをタップする「カチッ」という音は車掌ブザーに差し替えられていたり、電池が少なくなると、西村さんが「バッテリー残量にご注意ください」とお知らせしてくれます。この他にも毎時00分には西村さんが時刻を読み上げてくれる機能や、シークレットボイスも用意されています。
イヤホンのデザイン自体は電車らしさを出しすぎず、普段使いしやすくなっています。東急電鉄の代表格である5000系、5050系、5080系の側面ラインを左右対象で施しており、左右とも装着すると、ちょうど5000系シリーズに乗車しているような向きになるようデザインンされています。パッケージには、東急電鉄各線のラインカラーが表現されており、充電ケースも東急電鉄ロゴ入り。
東急電鉄サウンドを楽しみながら乗務員になった気分を味わえる不思議なイヤホン、マニアでなくとも楽しめる逸品です。
>> Zeeny
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/345040/
- Source:&GP
- Author:&GP