Appleは窒化ガリウム(GaN)技術を採用、電源アダプタを軽量・小型化する計画のようです。
AppleがGaNパワーICを発注か
近年、電気効率の高い半導体材料としてGaNが使われるケースが増えるとともに、この材料を用いた半導体デバイスをシリコン(Si)基板上に作成する「ガン・オン・シリコン(GaN-on-Si)」技術が注目を集めています。
このGaN-on-Si技術によるGaNパワーICの代表的な企業であるNavitas Semiconductorが、Appleを含む複数企業から今年、GaNパワーICを受注する見通しだと、台湾メディアDigiTimesが伝えています。なお同社のGaNパワーIC製造には、TSMCが協力する模様です。
GaN充電器/アダプタはすでに多くの企業が販売中
このニュースはつまり、Appleが自社の電源アダプタをGaN技術採用により、軽量・小型化することを意味すると、米メディアMacRumorsは指摘しています。
実際、RAVPower、AUKEY、CIOなど、多くのアクセサリーメーカーがGaN採用で小型化した充電器/アダプタをすでに販売しています。
AppleがGaN採用により小型化した電源アダプタを発売するという噂は1年近く前から流れています。アナリストのミンチー・クオ氏も2020年12月に、Appleは2021年にGaNにより小型化した電源アダプタを2機種〜3機種発売する、と予想しています。
Source:DigiTimes via MacRumors
(lunatic)
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- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania