iPhone13シリーズ(仮称)の上位2モデルとなるiPhone13 ProおよびiPhone13 Pro Maxに搭載される見通しの、リフレッシュレート120Hzの有機EL(OLED)ディスプレイパネル製造は、Samsung Displayのみが担うと、韓国メディアThe Elecが報じています。
Samsung Display 1社が製造か
iPhone13 ProおよびiPhone13 Pro Max用120HzリフレッシュレートOLEDディスプレイパネルの供給は、Samsung DisplayとLG Displayが担うとみられていました。
これらのモデルに搭載されるディスプレイパネルは、「低温多結晶酸化物(LTPO) – 薄膜トランジスタ(TFT) OLEDディスプレイパネル」になると伝えられています。
The Elecによれば、Samsung Displayは牙山市(Asan)にあるOLEDパネル製造工場の、月産10万5千枚の製造能力を持つA3ラインの一部を「LTPO – TFT OLEDディスプレイパネル」用に転換し、約6万枚を製造するとのことです。
LG Displayは、2022年から供給か
「LTPO – TFT OLEDディスプレイパネル」では、LTPOパネルの製造工程にTFTの製造工程も加わることで、完成までの時間が従来のOLEDパネルよりも約2週間長くなるようです。
LG DisplayによるiPhone用120HzリフレッシュレートOLEDパネルの供給開始時期は、2022年になる見通しです。
Source:The Elec
Photo:EverythingApplePro EAP/YouTube
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-338312/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania