今年は、100W 高速充電をサポートする高速充電機器が増える可能性があるようです。
65Wチップから100Wに生産拡大
LEDチップメーカーであるEpistarの会長、リー・ビーン・ジェ(Lee Biing-jye)氏によれば、同社傘下のUnikorn Semiconductorによる窒化ガリウムを用いた「GaN-on-Si(ガン・オン・シリコン)」チップの生産は、2021年後半に65Wチップから100Wチップに拡大予定とのことです。
リー氏は、「2021年は、多くの高速充電機器がGaN-on-Siチップを使った100W 高速充電を採用するだろう」と予想しています。
Samsungは2019年5月28日に、100W(20V/5A)をサポートする電源アダプタ用のUSB Type-C PDコントローラーチップ、「SE8A」と「MM101」を発表しています。
AppleもGaN-on-Siチップを使った電源アダプタ開発中か
Appleは、GaN-on-Siチップを使った電源アダプタを開発しているようです。
ただし、Appleが開発中の電源アダプタは、窒化ガリウムを採用して小型化した65W USB-C充電器との報道がありましたので、Apple製品が100W 高速充電へ対応するのは100Wチップが普及し、信頼性が確認された後かもしれません。
Source:DigiTimes via Gizmochina, Samsung
Photo:iDownloadBlog.com
(FT729)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-338227/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania