Intelは現地時間1月6日、AppleのFace IDと似た顔認証技術「RealSense ID」を発表しました。同社は販売時点情報管理(POS)システム、スマートドア、空港のキオスク、ATMなどへの導入を考えているようです。
データは全てローカルに処理・保管
Intelによると、RealSense IDは専用のハードウェアとソフトウェアで構成されています。ハードウェアが内蔵する深度センサーと専用のニューラルネットワークにより、ユーザーの顔データをローカルに処理、また全てのユーザーデータは暗号化された上でハードウェア上に保管されます。
またRealSense IDは、様々な肌の色、身長の人々を正しく認識し、ユーザーの外見の変化も学習します(たとえばメガネをかけたり髭を伸ばしたりなど)。また明るい場所でも暗い場所でも問題なく動作します。
そして「なりすまし」防止技術内蔵により、写真や動画、フェイスマスクを使った顔認証突破を防止、IntelによればRealSense IDが突破される確率は100万分の1とのことです。
99ドルで予約受け付け中
顔認証の方法はAppleのFace IDと同様、ハードウェアを一瞥するだけです。
IntelはRealSense IDのハードウェアの予約注文を、同社Webサイトで開始しています。価格は99ドル(約1万円)で、出荷開始予定は3月1日の週と記されています。
Source:Intel via MacRumors
(lunatic)
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- Source:iPhone Mania
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