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AppleがTesla出身の幹部をさらに雇用 数百人のエンジニア体制で開発

CarPlayを搭載したダッシュボードの画像
 
AppleがApple Car開発のためTeslaの元幹部をさらに雇用したとBloombergが報じています。現状、多数のTesla出身エンジニアを含む数百人のエンジニア体制で開発しているとのことです。

多数のTesla出身者を抱えるApple Carプロジェクト

Bloombergによると、新たにApple Carプロジェクトに採用されたのは、Tesla出身で、BWMとWaymoでも車両エンジニアを務めていたジョナサン・サイヴ氏です。Apple Carチームではシニアマネージャーを務めます。
 
Appleはすでに2019年には元Teslaの副社長のマイケル・シュウェカッシュ氏を、2020年後半には同じく元Tesla副社長のスチュアート・バウアーズ氏を採用しています。
 
また、Apple Carプロジェクトには数十人のTesla出身のハードウェアおよびソフトウェアエンジニアが在籍しているとのことです。
 
プロジェクト全体では数百人のエンジニアを抱えていますが、幹部も含めTesla出身者の比率はかなり高いといえ、TeslaのCEOであるイーロン・マスク氏はこのことを揶揄して「Teslaの墓場」と呼んでいます

Apple Car向けのプロセッサも開発中

また、AppleはApple Car向けのプロセッサも開発中とのことです。Appleは「人がハンドルを握るのではなく、受動的に車に乗る」未来のための自動車を開発しており、かなり高性能なプロセッサが必要と考えられます。
 
Apple関連の情報に詳しい著名アナリストのミンチー・クオ氏は、Apple Carのリリースは2028年以降になる可能性があるとしています。
 
Apple Car
プロジェクトの作業はCOVID-19の影響で遅れているともいわれていますが、このTesla幹部の採用によって開発が加速されるのか注目です。
 
 
Source:Bloomberg via 9to5Mac
Photo:Pixabay
(ハウザー)

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