Appleは1月8日、Apple TV+で同月22日より配信がスタートする「Losing Alice」の予告編を公開しました。
親子ほど離れた同性に惹かれていく
イスラエル企業との共同で制作されたLosing Aliceは、主人公である48歳の女性監督が家庭を持つ中で疎外感を抱くようになり、電車で出会った24歳の謎めいた若い脚本家へ夢中になっていく物語です。
予告動画からも分かる通り、全8話からなる本編ではフラッシュバックや予知といったテクニックが用いられ、観客を主人公の心の中へと誘う作りになっています。女性同士の関係の中でモラルを捨てていく主人公に対し、嫉妬や罪、老いの恐怖などが鎌首をもたげていく、かなりダークな内容となっているそうです。
Appleによれば、Losing Aliceは単なるサスペンススリラーとしての枠に留まらず「未だ非常に珍しい女性監督へのラブレター」なのだそうです。ハリウッドでも2020年の興行収入ランキングTOP100を占めた作品のうち、女性監督が手掛けたのは全体の16%に過ぎませんでした。
2018年の4%、2019年の12%と比較すれば伸びを示したとはいえ、Appleが指摘するように女性監督が未だに“珍しい”存在であることに変わりはありません。
なお、イスラエルの制作会社によるApple TV+向け作品は、Losing Aliceに先駆けて「テヘラン」が公開されており、正式なGOサインが出る前から続編が作られるほどの人気を博しています。
Source:AppleInsider,Variety,映画com
(kihachi)
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