Appleは、トランプ大統領支持者が多数利用するSNSアプリParlerを、App Storeから削除しました。GoogleはAppleに先立ち、すでに同アプリをGoogle Play Storeから削除しています。
警告から24時間後、削除に踏み切る
AppleはParlerの運営会社に対し、現地時間1月8日夕方、不適切な投稿を認めない新たなコンテンツ管理ポリシーを、24時間以内に導入するよう求めていました。
しかしそれから24時間経過後もParlerがAppleの警告に従わなかったため、App Storeからの同アプリの削除に踏み切った模様です。
App Storeからの削除に伴い、同ストアからの新規ダウンロードはできなくなります。しかしすでにアプリをダウンロード・インストールしているユーザーは、今後も継続利用が可能です。ただしアプリのアップデートは行われないため、iOSのアップデートに伴い、いずれは利用困難になるでしょう。
Googleは1日早くParlerを削除
今回のParler削除の発端となったのは、トランプ大統領支持者による連邦議会占拠事件です。Parlerでは投稿内容の監視や削除が行われないため、多くの右派やトランプ支持者が利用し、過激な政治的議論が行われています。
GoogleはParlerが不適切な内容の規制を行わないことを理由に、Appleよりも1日早く、同アプリをGoogle Play Storeから削除しました。
また大手SNSであるFacebookはトランプ大統領のアカウントを無期限停止とし、Twitterは大統領のアカウントを永久停止しています。
Source:9to5Mac
(lunatic)
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- Source:iPhone Mania
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