オンラインストアでの買い物は、一方的に情報が伝えられるだけなので、製品やサービスに対する疑問があった場合にすぐに答えが得られないのが難点です。Appleが新たに米国特許商標庁(USPTO)に出願した特許では、オンラインストア上で遠隔地にいる販売員とのリアルタイムなコミュニケーションを可能にします。
インタラクティブな買い物体験が可能に
この特許は、ユーザーが遠くにある実店舗に行くことなく、自分のデバイス上で販売員とやり取りすることを可能にするものです。
オンラインストアは時間や場所を問わずに、いつでも買い物ができるので便利ですが、必要な情報や疑問に対する答えがすべて用意されているとは限りません。
製品やサービスに詳しいユーザーなら問題ないかもしれませんが、実際に人とコミュニケーションをとって疑問を解決したい人もいることでしょう。
そんなときに役立つのが、今回出願された特許の技術です。
ARを利用してデモも行える
この特許技術では、ユーザーがオンラインストア上のボタンを押すことで、製品のデモを行える専門家を呼び出すことができます。
専門家はユーザーの疑問に対してインタラクティブに回答できるほか、拡張現実(AR)技術を使って、実際にそのものが手元にあるかのようにデモをすることも可能です。
この技術がそのままApple Storeに適用されるかどうかは分かりませんが、このような技術が使われればオンラインストアはより使いやすいものになりそうです。
Source:USPTO via Patently Apple
(ハウザー)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-339434/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania