台湾DigiTimesがサプライチェーンからの情報として、Intelが2021年末までの発売を目標に、画面折りたたみ式PCの開発を推進していると報じました。
Lenovo以外にも複数メーカーから登場か
DigiTimesの報道によれば、Intelは画面折りたたみ式PC用のプロセッサ類を供給し、製造販売は既存のラップトップPCメーカーが担うとみられています。
Intelプロセッサと折りたためるディスプレイパネルを搭載するラップトップの開発は最終段階で、2021年末までに予想販売価格、約2,469ドル(約25万円)で発売されるとDigiTimesは報じています。
Lenovoは、Intel Core i5プロセッサを搭載する画面折りたたみ式PC、「ThinkPad X1 FOLD」を発表済みで、現在予約受け付け中です。Lenovoの公式YouTubeチャンネルでは、「ThinkPad X1 Fold」のプロモーション動画が公開中です。
自社製品の製造の一部を、TSMCに委託か
画面折りたたみ式PCに関しIntelは、2020年1月の「CES 2020」でも取り上げており、「ThinkPad X1 Fold」や、Dellが開発中の製品も紹介していました。
しかし、それから1年後の普及状況を考えると、実製品登場のペースは当初見通しよりも遅れている可能性があり、改めて注力するということなのかもしれません。
Intelは、半導体製造プロセスの微細化に難渋しており、CPUや、Xe GPUアーキテクチャに基づくGPU、開発コードネーム「Ponte Vecchio」の製造を、この分野で先行するTSMCに委託するとの報道があります。
Source:DigiTimes via Gizmochina, Lenovo
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