1日の終わりにゆっくりと湯船につかるのが至極の時間という人もいるだろう。そんな人にとって理想の体験を得られそうなバスタブがキッチン・バスルーム製品メーカーのKohlerから発表された。
湯量や湯の温度に加え、湯煙やアロマ、ライトをアプリや音声で操作できるスマートなバスタブ「Stillness」だ。日本の森林浴にインスピレーションを得て開発されたという。
好みのライトでリラックス
自動でバスタブにお湯をはったり、水温を設定したりできるのはもはや珍しいい機能ではない。Stillnessもバスタブ内のどの高さまでお湯を溜めるか好みに応じて設定できる。
加えて、Stillnessではバスタブ周りにライトがあり、好きな色に灯すことができる。また、フォグ(湯煙)を出すことも可能で、日本の「お風呂」というより「スパ」体験ができるバスタブだ。その最たるものがエッセンシャルオイルのディスペンサーが付いていてアロマを楽しめる点かもしれない。
森林浴をイメージ
発表によると、Stillnessは森林浴をイメージして設計され、水、ライト、フォグ、アロマでそれを再現している。心を満たすような体験を提供するというコンセプトだ。
バスタブ周辺には日本人には馴染みの深い檜が組み込まれるデザインで、バスタブから溢れ出る水が檜に当たってたてる音も癒しになる、としている。
昔ながらの森林浴をイメージしながらも現代風の機能もStillnessは備えている。AmazonのAlexaやGoogleアシスタントに対応し、音声で各種操作ができる。専用アプリでの操作も可能だ。
同社はバーチャル開催される家電見本市CES 2021でStillnessを発表する。
- Original:https://techable.jp/archives/146081
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:mizoguchi