次々と新しいスマートフォンが発売される一方で、古くなったスマートフォンは廃棄されたり、リサイクルされたりしています。CES 2021において、Samsungが古くなったスマートフォンを有効活用するための「アップサイクリング」プログラムを発表しました。
Galaxy Upcycling program
このプログラムは「Galaxy Upcycling program」と呼ばれます。
アップサイクリングは創造的再利用とも呼ばれ、本来であれば捨てられるはずの廃棄物に、新たな付加価値を持たせることで、別の新しい製品にアップグレードして生まれ変わらせることです。
Samsungによると、カメラや各種センサーを内蔵したスマートフォンは、スマートホーム用のデバイスとして利用可能であり、以下のような用途を想定しているとのことです。
- 赤ちゃんモニター
- ホームセキュリティ
- ペットモニター
- スマート照明の制御
対象デバイスやソフトがどのように提供されるかは不明
今のところ、どのデバイスが対象であるかや、どのようにソフトが提供されるのか(システムソフトの更新なのか、アプリなのか等)については不明です。
古くなったスマートフォンをただ廃棄したり、ただリサイクルしたりするだけというのは、あまりいいやり方とはいえません。このようなアップサイクリングが一般的になることで、スマートフォン業界の発展がより長く持続可能になるのではないでしょうか。
Source:9to5Google
(ハウザー)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-339996/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania