Facebookは現地時間1月12日、「個人データ管理ツール(Access Your Information)」を更新し、ツールがより使いやすくなりました。
個人データ管理ツールがより使いやすく
「個人データ管理ツール」では、Facebookで共有されている個人情報の詳細を確認できます。更新されたバージョンでは、Facebookでのアクティビティ、個人データ、友達とフォローワー、Facebook外のアプリとウェブサイト、広告情報、記録済み情報、セキュリティとログイン情報、設定の8つのカテゴリに分類されています。
各カテゴリ内では、情報がサブカテゴリに整理されているため、探しているデーターを簡単に見つけることができデータの削除にも対応しています。検索機能が追加されたことで、「位置情報履歴」など特定のデータを探すこともできるようになりました。また、Facebookがどのようにデータを使用してパーソナライズされた体験を提供しているかという詳しい説明もされています。
FacebookとAppleが、個人情報収集の件で対立
Appleは先日、Facebookのようなアプリについて、プライバシーラベルの表示を行うよう開発者に要求しましたが、このタイミングでFacebookが「個人データ管理ツール」をアップデートしたことに注目が集まっています。
プライバシーラベルとは、そのアプリがどのようにユーザーのデータを収集し活用しているかを説明するものです。アプリは、事前に個人情報収集についてユーザーの同意を得る必要があります。Facebookは個人情報の収集を制限するAppleに対して、中小企業の利益を損なうなどと批判を強めており、同社を名指しで批判する意見広告を掲載しています。
「個人データ管理ツール」は、iOS版のFacebookアプリより、[設定とプライバシー]にアクセスし、[設定]を選択し、下にスクロールすると[個人データ管理ツール]が表示されます。この機能は、将来的にデスクトップ版にも導入される予定です。
Source:TechCrunch via MacRumors
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-340349/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania