「同じ悩みを経験をした人こそ、最も良い相談相手である」というビジョンのもと、ひとつのサービスが生まれた。それが、2021年1月13日より提供を開始した、relye株式会社のオンライン相談サービス「umbreller」β版。
カウンセラーのようなスキルを持った専門家でなくても、自分と同じ状況・心境を経験した人であれば自分の悩みに対する理解者となる可能性があるということを体現するようなサービスとなっている。
聞き役はumbreller
「umbreller」の大きな特徴は、一般ユーザーが自分の経験をもとに相談相手(umbreller)となり、相談する人(rainy)の悩みの解決をサポートしていくという点だ。
相談相手になるには、サービスページ内の登録申請ページから申し込み、運営チームとの面談を経て審査を通過する必要がある。承認後、相談相手としてLINEログインし、マイページで自分のプロフィール情報を入力すると登録完了。
相談相手は、「rainy」が匿名で投稿する「お悩みタイムライン」にコメントやリアクションをしたり、Zoomでの1対1の通話で相談を聞いたりする。なお、通話で相談に乗ると謝礼を受け取ることもできるようだ。
相談者はrainy
「rainy」には、相談相手を見つける方法が2つある。ひとつは、投稿した「お悩みタイムライン」へのコメント・リアクションから気になる相手を見つけ1:1の通話をする方法。
もうひとつは、複数の質問に回答し、4つの相談相手のタイプ(寄り添い型・指導型・受け入れ型・助言型)のなかから、自分と相性が良い相談相手がリコメンドされる「マッチング診断」だ。
通話をすることが決まったら、サービス内のチャット機能を利用して日程を調整し、zoomで話すチケットをポイントで購入してZoomのURLを受け取る。当日、Zoomで通話したのち、「rainy」は相談相手をレビューしたり、任意でチップを贈ることも可能。ちなみに、zoom通話利用料は40分2400円(ポイント)~。お悩みタイムラインやチャットは無料となっている。
同サービスは将来的に、経験ベースで最適な相談相手をAIがマッチングしてくれる「経験のマッチングプラットフォーム」になることを目指しているとのことだ。
- Original:https://techable.jp/archives/146268
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口