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M1チップ搭載Mac登場後もGPUでAppleと協力、AMD リサ・スー氏がコメント

M1X iMac
 
AMDの最高経営責任者(CEO)リサ・スー氏が、AnandTechのイアン・カトレス氏の取材に対し、「M1チップ登場後も、GPUの開発パートナーとしてAppleと協力している」とコメントしました。

Apple自社設計GPUに移行するとの噂

新型MacBook Air13インチMacBook Proに搭載されたM1チップは、GPUを統合しています。現行モデルのIntelプロセッサ搭載16インチMacBook Proは、AMDのGPU、「Radeon Pro 5300M」や「Radeon Pro 5500M」、オプションで「Radeon Pro 5600M」が選択可能です。
 
ただし、16インチMacBook Proは今後、Appleシリコンに移行するとの噂があります。もっとも、Appleシリコン搭載モデル発売後も13インチMacBook Proのように、Intelプロセッサ搭載モデルもラインナップされ、そちらにはAMDのGPUが引き続き搭載されることも考えられます。
 
Appleは、新しいAppleシリコン、「M1X」「M2」、「A14T」や、自社設計の128コアGPUを開発していると噂されています。

両社の関係性は変わっていないと返答

そうした状況で、M1チップの登場、Appleシリコンへの移行を発表したAppleとAMDとの関係性について問われたスー氏は、「GPUの開発パートナーとして引き続きAppleと協力している」と回答、これまでと関係性が変わらない様子を示しました。
 
スー氏は、M1チップに対する市場の反応を注視しているようで、PCの分野での革新の機会は豊富にあり、今後数年間で特化したプロセッサが登場し、製品の差別化がなされるだろうと予想しています。

藤井聡太二冠は「Ryzen Threadripper」を使用

AMD製品に関し、将棋界の藤井聡太二冠が「Ryzen Threadripper 3990X」を使っていることで知られています。
 
藤井聡太二冠は2018年に、スー氏に会ってみたいと取材に回答、それを伝えたツイートにスー氏がメッセージを寄せていました。
 


 
 
Source:AnandTech, Apple, 西日本新聞
Photo:Apple Hub/Twitter
(FT729)

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