「Apple Car」は、韓国のHyundai(現代自動車)グループのKia(起亜自動車)が米ジョージア州に保有する工場で製造される、という先日の報道は、Kiaの経営方針とも合致しているようです。
Hyundai傘下のKiaがApple Carを担当へ
以前から噂されている「Apple Car」については先日、Hyundai傘下のKiaの工場で2024年から製造される、と韓国メディアKorea IT Newsが報じ、Reutersも続報を伝えていました。
eDailyは現地時間1月19日、HyundaiはAppleから提案のあった電気自動車製造プロジェクトを、Kiaが担当することを内部決定した、と業界関係者から得た情報として報じています。
このまま決定すれば、既報のとおり、Apple CarはKiaが米ジョージア州に保有する工場で製造されることとなります。
「Kiaブランドにこだわらない」経営方針を発表したばかり
Kiaは1月15日に発表した中長期経営計画において、特定用途に特化したモビリティソリューションビジネスの強化をはかり、Kiaブランドにこだわらずにグローバルなパートナーと協業するとの経営方針を発表しています。
Hyundaiは、Kiaの経営方針がApple Car事業と合致していると判断したようだ、とeDailyは推測しています。
Kiaがジョージア州の工場でApple Carを製造することは、Appleと協力しながら製造するうえでもプラスの効果が期待されます。
Apple Carに消極的なHyundai、積極的なKia
eDailyによると、自社ブランドの強化をはかる方針のHyundaiとしては、Apple Carの製造を請け負うことで、AppleのOEM工場になってしまうことへの懸念があり、Appleとのビジネスに慎重なようです。
匿名の自動車業界関係者はeDailyに対して、すでに強いブランドを持つHyundaiとしては、Apple Car事業に取り組む必要性が薄い一方、Kiaは将来のモビリティ市場で支配的な立場を得るチャンスと捉えているのだろう、と語っています。
Source:eDaily(Google翻訳) via iMore
Photo:Car Body Design
(hato)
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- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania