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Apple TV+のシェアは3% 競合他社に大きく遅れる

Apple Apple TV 4K
 
2019年から始まったAppleのオリジナル動画配信サービスApple TV+は定期的に高品質なコンテンツを追加して徐々にユーザーを増やしていると考えられていますが、動画配信市場でのシェアはかなり低いことが明らかになりました。

シェアは3%

アメリカの動画配信サービスを対象とした市場シェアの調査(JustWatchが実施)によると2020年第4四半期のシェアはNetflixが31%でトップを獲得し、2位にPrime Video(22%)、3位にHulu(14%)が続いています。しかしApple TV+は3%のシェアしか確保できておらず、Appleのサービスとしては成功しているとは言い難い状況となっています。
 

 
トップシェアを確保しているNetflixは世界で2億人の契約者抱える規模にまで成長しているのですが、Apple TV+はまだまだその足元にも及ばない状況であることが今回の調査でも確認されました。さらに後発のサービスにもシェアで抜かれており、Apple TV+の苦戦が際立つ結果になっています。
 
こうした状況もあり、AppleはApple TV+を実質無料で提供するキャンペーン2021年7月まで延長しています。キャンペーンでは月々のApple TV+の料金と同額がApple IDのクレジットに加算され、このクレジットをコンテンツ購入に充当できるようになっています。
 

 
またApple Oneの提供で他のAppleの月額課金サービスとまとめて契約することでApple TV+を割安に利用できるサービスも提供されています(Apple One契約でもキャンペーン対象となり7月までで600円が還元されます)。Apple TV+はコンテンツのさらなる充実だけでなく、こうした取り組みを通して契約者をゆっくり増やしていき、徐々に市場での存在感を高めていくと考えられます。
 
 
Source:9to5Mac
(KAZ)

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