海外Apple関連メディアの9to5Macは現地時間1月20日、Appleが2021年第1四半期に向けてiPhone12 Proを更に200万台増産する計画だと報じました。一方、iPhone12 miniは200万台の減産となる模様です。
iPhone12 Proが好調
Morgan Stanleyのアナリストによると、iPhone12シリーズは予想以上に好調な売上となっており、Appleが生産計画を見直している模様です。
iPhone12シリーズは、2020年10月〜11月にアメリカ内で売れたiPhone全モデルのうち、76%を占めたと言われており、発売当初から好調な売上となっていました。
特にiPhone12 Proの販売数が事前の予想を大きく上回っており、アメリカでの予約後の待ち日数は過去4年に発売されたどのモデルよりも長い、10日間となっている模様です。
なお、iPhone Maniaによる調査では、日本のAppleオンラインストアにおけるiPhone12 Proの待ち日数は、1月18日時点で8日間となっています。
iPhone12等の待ち日数は2日間程度となっており、iPhone12 Proが他のモデルに比べて予想以上に人気となっていることが分かります。
iPhone12 miniは減産か
iPhone12 Proが予想以上の需要に対応するために増産される一方で、iPhone12 miniの売上は予想を下回っている模様です。
2020年10月~11月のアメリカでの販売状況では、iPhone12シリーズのうち、iPhone12 miniのシェアはわずか6%となっており、Appleの予想を下回った可能性があります。
AppleはiPhone12 Proの旺盛な需要に対応するために生産計画を見直し、iPhone12 miniを減産しiPhone12 Proを200万台増産する決断を行ったと推察されます。
Source:9to5Mac
(seng)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-342420/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania