平城宮跡歴史公園(奈良県奈良市)で取り組まれている「スマートチャレンジ」において、PerceptIn Japan合同会社(以下、パーセプティン)は、株式会社マクニカ(以下、マクニカ)および株式会社コトバデザイン(以下、コトバデザイン)と共同し、「マイクロ・ロボットタクシー Mopi」(以下、Mopi)の社会実験を実施する。
「マイクロ・ロボットタクシー Mopi」とは?
Mopiの利点は、LiDARや高精度3Dマップを使用しないため、従来より低コストで車両を配備できるということだ。運転者の不足解消に貢献するほか、公共交通の衰退や交通弱者増加といった社会課題へのアプローチも期待できる。
対話AIによるタクシー利用環境の強化
そこで、呼び出しのハードルを下げるための取り組みとして、コトバデザインの対話エージェントを導入。エージェントとの自然な会話で簡単に呼び出すことができ、指示を受けたMopiは、自動的にユーザーが待つ場所に向かうという仕組みだ。
実験は1月28日(木)から31日(日)の午後10時〜午後3時に実施される。今後パーセプティンとマクニカは、社会実験の結果を踏まえて公園サービスとしての実用化を目指すとともに、日本各地の足としてMopiの社会実装に取り組むとしている。
(文・九条ハル)
- Original:https://techable.jp/archives/146977
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:九条ハル