矢継ぎ早に新たな最新技術を詰め込んだスマートフォンが登場する現在、最先端のスマートフォンも1年も経てば、あっという間に時代遅れとなってしまいます。公開延期が続いている「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」が、作品内で使用されているスマートフォンが古くなってしまったことなどを理由に、撮り直しを行うことが分かりました。
当時は最新のスマホだったが
世界的な人気を博す007シリーズの最新作「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」は、本来であれば2019年4月に公開される予定でした。
ところが監督が降板したことで製作が遅れ、2020年4月に公開延期となったのが運の尽きです。今度は新型コロナ感染症(COVID-19)の世界的蔓延を受けて映画館が封鎖となり、興行収益が見込めなくなったことから、公開予定日は2020年11月→2021年4月→2021年10月とひたすら延期を続けています。
しかし4月から10月へ延期されたのは、新型コロナが収まりを見せないこと以外にも、作中内で使用されている2019年〜2020年頃のブランドが時代遅れとなってしまったことも理由の一つのようです。
例えば、Nokiaは本作品とコラボレーションし、2019年9月に発売した「Nokia 7.2」や、2020年3月に公式発表した5Gスマートフォン「Nokia 8.3 5G」を作中内に登場させていました(発売は2020年10月)。
2021年10月に公開されるとなっては、Nokiaが以前のスマートフォンをジェームズ・ボンドに使用させる理由はどこにもありません。同じ理由で、Adidasの服やBollingerのシャンパン、Omegaの高級時計なども変更を余儀なくされる見込みです。
なお、本作品はいつまでも公開の目処が立たないことから、Apple TV+で配信されるのではないかといった噂もありました。
Source:The Sun via GSMArena
(kihachi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-343818/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania