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スマホ非接触決済の満足度、楽天Edyが首位を維持。推奨度1位はモバイルSuica

Apple Pay/Apple
 
MMD研究所は1月27日、「2021年1月 スマートフォン決済(非接触)の満足度調査」の結果を発表しました。総合満足度では「楽天Edy」が前回に続いて首位を獲得し、お勧めしたいサービスでは「モバイルSuica」がトップに立ちました。

スマホ非接触決済6サービスの利用者各100人に調査

「2021年1月 スマートフォン決済(非接触)の満足度調査」は、先日ご紹介した「2021年1月スマートフォン決済(非接触)利用動向調査」で、非接触決済サービスをメインで利用していると回答した18歳〜69歳の男女を対象に、2021年1月1日〜4日の期間、実施されています。
 
回答者は、スマホ非接触決済サービス(楽天Edy、iD、モバイルSuica、QUICPay、nanacoモバイル、モバイルWAON)を利用している人々で、各サービスにつき100名ずつ、合計600名です。
 
なお、iPhoneで利用できるApple Payは、iD、モバイルSuica、QUICPayに対応しています。

認知経路は「公式サイト」「店頭」「Web記事」がトップ3

現在メインで利用しているスマホ非接触決済サービスを知ったきっかけは、「公式サイト」が16.2%と最多で、以下「店舗の案内やポスター」13.5%、「Webメディアの記事」11.3%などと続いています。
 

 
サービス別のトップは、楽天Edy、iDは「公式サイト」、モバイルSuica、QUICPayは「WEBメディアの記事」、nanacoモバイル、モバイルWAONは「店舗の案内やポスター」と、サービスによって認知経路に違いがみられます。
 

 

利用開始理由「会計が早い」「ポイントが貯まる」が3割超える

メインで利用しているスマホ非接触決済サービスを使い始めた理由(複数回答可)のトップは「会計がスピーディーに終わるから」が34.3%でした。
 
以下、「ポイントがたくさん貯まるから」30.3%、「クレジットカード登録をすればカードを出さなくて済むから」24.3%、「会計の際に現金を出すのが面倒だから」24.0%などと続いています。
 

 
サービス別でトップとなった項目は、楽天Edy、nanacoモバイル、モバイルWAONは「ポイントがたくさん貯まるから」、iD、モバイルSuica、QUICPayは「会計がスピーディーに終わるから」となりました。
 

 

モバイルWAON利用者、8割が週1回以上利用

スマホ非接触決済サービスの利用頻度をサービス別にみると、1週間に1回以上利用している割合が最も高かったのはモバイルWAONで、80.0%でした。
 
なお、「1日に2回以上」と「1日に1回」を合計して毎日利用している割合をみるとモバイルSuicaが24.0%で、モバイルWAONの21.0%を上回っています。
 

 

「楽天Edy」「Suica」がともに2部門で満足度トップ

調査では、スマホ非接触決済サービスの満足度を以下4つの部門で聞いています。
 

 
お得部門、アプリデザイン部門では「楽天Edy」、利便性部門、信頼部門では「モバイルSuica」がそれぞれトップとなりました。
 
総合満足度のトップは「楽天Edy」で、前回調査(2020年7月)に続いてトップの座を維持しました。
 

 

お勧めしたいサービスは「モバイルSuica」が前回に続き首位

メインで利用しているスマホ非接触決済サービスを、家族や友人にお勧めしたいかを10点満点で評価してもらい、NPS(ネット・プロモーター・スコア;顧客推奨度)を算出し、高評価の「推奨者」(9点〜10点)、中間の「中立者」(7点〜8点)、低評価の「批判者」(0点〜6点)で区分したのが以下のグラフです。
 
全体では、推奨者が16.3%、中立者が39.7%、批判者が44.0%で、推奨者から批判者を引いたNPSは-27.7でした。
 
NPSが最も高い(お勧めしたい度合いが高い)サービスとなったのは、モバイルSuicaの-20.0でした。一方、前回調査では同率首位だったiDは4位(NPS:-29.0)に順位を下げています。
 

 
なお、MMD研究所は先日、QRコード決済サービスの満足度調査結果も公表しています。
 
 
Source:MMD研究所
Photo:Apple
(hato)

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