「なりたい自分」にいつでもなれて、誰とでも分け隔てなく話せる……そんな空間をDMMがつくりあげた。DMM VR labは、VRコミュニケーションアプリ「Connect Chat」をアーリーアクセスとして無料で提供開始した。
「なりたい自分」でコミュニケーション
「Connect Chat」は、自分のなりたい姿で人と繋がれるボイスチャットアプリ。自分の好きなアバターをDMM VR Connectにアップロードすると、他のユーザーと会話することができる。パブリックルームとプライベートルームの2種類の会場が用意されており、VR初心者でも簡単に利用できる「ワールド」もある。
その特徴は、ハンドジェスチャー、表情、口の動きなどがシンクロし、よりリアルに自分とアバターを連動させることができる点だ。さらに、VR空間での距離が近い人との会話が明瞭になる「3Dスペシャルオーディオ」を採用。これにより、自分がバーチャル空間に存在するかのような、深い没入感を得ることができるのだ。
「Connect Chat」開発への想い
DMM VR labはこれまで複数のVRゲームアプリを提供してきた。その中で、ユーザーが「VR空間でのコミュニケーション」や、「VR空間での自分らしさ」をいかに大事にしているかをフィードバックとして学んだという。それを受け、どんなVR空間でも手軽に「自分らしさ」を一貫して持てることを目指し、同一のアバターでソーシャルなVR体験ができる「Connect Chat」の開発に至った。
DMM VR labの担当者は「『Connect Chat』は、自由で気軽に使えるソーシャルVRコミュニケーションを目指しています。本アーリーアクセス版では、まずは必要最低限のコミュニケーション機能としてユーザー自身のアバターを使った、少人数でのボイスチャット機能をご提供いたします。今後は、ワールドの追加及びクリエイター向けの開発キットの提供、通信人数制限の上限値向上を目指し、開発を続けてまいります」と述べている。
コミュニティ内のユーザーと一緒につくりあげていく「Connect Chat」。今後、VR市場をより一層盛り上げてくれるに違いない。
- Original:https://techable.jp/archives/147111
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:takeuchi