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スマホゲームを禁止された15歳の少年が自殺、スマホ依存症か

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インドの地方メディアDT NEXTは1月31日、スマートフォンのゲームを禁止された15歳の少年が自殺する事件が発生したと報じました。

スマホゲームに夢中

報道によると、インド南部のカーンチープラム県に住む15歳の少年が自殺により亡くなりました。
 
亡くなった少年は、スマートフォンのゲームに熱中しており、長時間のゲームをやめるよう両親が注意しても聞く耳を持たず、ゲームを続ける日々を過ごしていました。
 
事件が発生する1週間前、業を煮やした両親がスマートフォンをとりあげ、少年をインターネット環境がない親戚の家に預けています。
 
両親は、15日間だけスマートフォンが無い生活を送るよう伝えましたが、少年はひどく落ち込んでしまい、親戚の家では誰とも会話をせずに過ごしていました。
 
1月28日、少年だけを家に残し、親戚全員が仕事のために外出したところ、夜間の帰宅時にはドアに内側から鍵がかけられており、いくら呼びかけても少年からの返事はありませんでした。
 
親戚がやむを得ずドアをこじ開けて屋内に進入したところ、少年の遺体を発見しています。
 
現地警察によると、少年はスマートフォンを取り上げられたことに落ち込み、思い詰めた結果、自殺したものとみられています。
 
スマートフォンを禁止されただけで自殺するほど落ち込んだことから、少年は異常なまでにスマホゲームに依存しており、いわゆるスマホ依存症だった可能性があります。

スマホ購入を拒否され自殺した事件も

2021年1月には、インドで16歳の少年がスマートフォンの購入を親に拒否され、弟を巻き添えに自殺する事件が発生しています。
 
新興国においては、急激にスマートフォンが普及したことに伴い、人々の生活も急速に変化したと言われています。特に大きな影響を受けた一部の若者が、スマートフォンを重視し、極端な行動に出るケースが発生している模様です。
 
 
Source:DT NEXT
Photo:newkemall / flickr
(seng)

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