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MediaTek Dimensity 1100のAnTuTuスコアがリークされる

MediaTek Dimensityのチップ画像
 

MediaTekの新しいフラッグシップシステム・オン・チップ(SoC)であるDimensity 1100のAnTuTuベンチマークスコアがリークされました。前世代のDimensity 1000+に比べて着実な進歩があるようです。

10%以上の性能向上

リークされた情報によると、Dimensity 1000+のAnTuTuスコアが約520,000だったのに対し、Dimensity 1100は約580,000に向上したとのことです。
 
Dimensity 1100の詳細なスコアとしては、CPUサブテストが約160,000、GPUサブテストが約210,000となっています。
 
Dimensity 1000+は7ナノメートル(nm)プロセスで製造され、最大2.6GHzで動作するARM Cortex-A77を含む8つのCPUコアや、GPUとしてARM Mali-G77が搭載されています。
 
一方、Dimensity 1100は6nmプロセスで製造され、最大2.6GHzで動作するARM Cortex-A78を含む8つのCPUコアや、GPUとしてARM Mali-G77が搭載されています。
 
また、Dimensity 1100の上位版であるDimensity 1200には最大3.0GHzで動作するARM Cortex-A78が1コア搭載され、さらに高い性能を発揮することでしょう。

消費電力も低減

さらに、ゲームプレイ時の消費電力は、フレームレートで上回っているにもかかわらず、Dimensity 1100のほうが小さかったそうです。
 
MediaTekは2020年第3四半期(7月〜9月)のスマートフォン向けSoCのシェアで、Qulacommを抜いて首位となっています。
 
また、廉価版の新しいSoCを発表するという情報もあります。

 
 
Source:Weibo via Gizchina
(ハウザー)

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