Kleiner Perkins(クライナー・パーキンス)は、シリコンバレー全体で最も権威のあるベンチャー企業の一つだ。同社は、Twitter(ツイッター)、Google(グーグル)、Square(スクエア)、Peloton(ペロトン)、Spotify、Robinhood(ロビンフッド)など多くのスタートアップに投資してきた。その経験から、Kleiner Perkinsの人々は、企業の様々なステージで資金調達に何が必要とされるか熟知している。
中でも最も難しいジャンプの一つは、シードラウンドを調達してからシリーズAに進む部分だ。ファウンダーは、アイデアと製品市場の適合性に焦点を当てるのではなく、自社の製品がスケールアップできることを数字で示し、それを裏付ける必要がある。
そのプロセスは過酷で複雑になり得るが、4月1日と2日に開催されるTechCrunch Early Stage – Operations & Fundraising(アーリーステージ – 運営・資金調達)イベントでは、Kleiner PerkinsのパートナーであるBucky Moore(バッキー・ムーア)氏がその全体像を解説してくれる。
「TC Early Stage – Operations & Fundraising」は、アーリーステージのファウンダーに焦点を当てたバーチャルイベントだ。このイベントでは、投資家やエキスパートが中心となって、資金調達やオペレーションなどのスタートアップのコアコンピタンスに重点を置き、ビジネスを構築する上で最も困難な部分を分析する数十の分科会が開催される。
ムーア氏は、4月1日から2日にかけてバーチャル開催されるこのイベントで、「シリーズAを調達する前に考えるべき4つのこと」と題したセッションをリードする。さらに、同氏は会場からの質問にも答える予定だ。
今回のプレゼンテーションではどのようなことに焦点を当てていくのか見ていこう。
シリーズAの資金調達で最も重要なのは、資金調達前の意思決定です。ファウンダーが驚くほどよく犯しがちな間違いは、投資家と話す前に4つの重要なエリアを考えていないことです。バッキー・ムーア氏が、シリーズAを成功させるためにファウンダーがどのように準備すればいいのか、また、投資家がシリーズAの小切手を書くときに何を求めているのかについてお話します。彼のアドバイスは、アーリーステージの資金調達を目指すすべての起業家にとって貴重なものとなるでしょう。
その4つのエリアとは?それを知るには、チケット(価格にはExtra Crunch1年分が含まれている)を購入して参加しなければならない。
ムーア氏はNetlify、Materialize、CodeSandbox、Opstrace、そしてStackbitの取締役を務めており、デベロッパ向けのソフトウェアとインフラにエネルギーを注ぐ傾向がある。Kleiner Perkinsの前はCostanoa Venturesの投資家で、それ以前はBatteryに所属していた。
また同氏は、2021年に向けて最も興味を持っている分野のリストも発表している。それはこちらから見られる。驚くことではないが、データ、ML/AI、クラウド技術の進歩が中心となっている。
「TechCrunch: Early Stage」でムーア氏の話を聞けるのが楽しみだ。イベントのチケットはこちらから購入できる。
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(文:Jordan Crook、翻訳:Nakazato)