株式会社ロビット(以下、ロビット)は、株式会社雪国まいたけ(以下、雪国まいたけ社)における、まいたけカット工程の自動化技術の開発に成功。これを受け、両社は次世代型パッケージラインの開発に合意した。
まいたけカット工程におけるこれまでの課題とは?
ちなみに、まいたけ株は形状や茎の付き方がそれぞれ異なるため、重量の精度を保つことが非常に難しい。経験が浅い作業員と熟練者を比較した場合、作業効率に2~3倍程度の差があったとされる。将来的な人員確保の難しさなどを見据え、カット工程自動化の早期実現は不可欠となっていたようだ。
狙い通りのカットを実現する技術
自動カットロボットは、不定形で衝撃に弱いまいたけ株を安定的に把持し、AIアルゴリズムの推論結果通りに装置を制御・補正。狙い通りのカットを行い、質の良いまいたけ片として後工程へ提供する。
ロビットと雪国まいたけ社は、このロボットを中心とした次世代型パッケージングラインの開発を進めていくとしている。
(文・早川あさひ)
- Original:https://techable.jp/archives/147714
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:早川あさひ