VenmoやTransferWiseに似たiOSとAndroidアプリのスタートアップであるJoompayは、ルクセンブルクの電子マネー機関(EMI)の認可を取得してヨーロッパでサービスを開始した。このアプリを使うと誰とでもすぐに無料でお金のやり取りができる。ピア・ツー・ピア決済はRevolut、N26、Monese、Monzoなど競合の多い厳しい市場で、Joompayはここに参入することになる。Joompayを始めたのは、eコマースマーケットプレイスのJoomの創業者たちだ。
ユーザーは相手のメールアドレスか電話番号がわかれば送金できる。あるいは、個人情報を一切明かさないカスタムのペイタグを使うこともできる。共同で支払いをしたり、オンラインで買い物をしたり、別の国にいる人に送金したりするのに使える。ユーザーは専用の決済ページを作って自分のJoompay URLを共有し、顧客から集金したりPayPalのように寄付を受けつけたりすることもできる。
JoompayのCEOで共同創業者のYuri Alekseev(ユーリ・アレクセーエフ)氏は発表の中で「ヨーロッパ全域にわたるものとしては初となる最高クラスのピア・ツー・ピア決済ソリューション体験を提供するアプリを開発しています。新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大で現金以外での決済の人気が高まり、我々にとってはさらに発展する絶好のチャンスとなっています」と述べた。
2020年12月にJoompayはVISAカードスキームのプリンシパルメンバーになり、ヨーロッパ全域で新規のJoompayカードを発行できるようになった。
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タグ:Joompay、ヨーロッパ
画像クレジット:JoomPay
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(文:Mike Butcher、翻訳:Kaori Koyama)