KDDIは、5Gで超低遅延を実現する「AWS Wavelength」の提供を大阪でも開始しました。
「AWS Wavelength」は、au 5Gネットワーク内にAWSのコンピューティングサービスとストレージサービスを配置しデータを処理することで、4Gと比べて遅延が半分以下となり、5Gの特性である超低遅延を実現するものです。
5Gの低遅延化では、サーバーをユーザー側に近いネットワークのエッジに配置することで、遅延を抑えリアルタイム性の高いクラウドサービスを実現するMEC(マルチアクセスエッジコンピューティング)が重要な要素となっており、「AWS Wavelength」もそうしたMECの1つとなります。
KDDIは12月に東京で「AWS Wavelength」の提供を開始しており、大阪での提供開始はそれに続くものです。「AWS Wavelength」の大阪における、低遅延接続は大阪府の5Gエリアで利用できます。
(Engadget日本版より転載)
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