富士急行株式会社は、非接触を実現しつつ富士急ハイランドを楽しめる機能を搭載した「富士急ハイランド公式アプリ」のAndroid版の運用を2021年2月3日から開始した(iOS版も近日開始予定)。顔認証やリアルタイム情報などテクノロジーを活用した機能により、安全かつスムーズな体験を提供していく。
同アプリでできること
入園後、各アトラクションの待ち時間をリアルタイムでチェックできるうえに、待ち時間を短縮できる「絶叫優先券」の販売状況のチェックと購入も可能。なお、「絶叫優先券」は事前購入もできるようだ。
また、デジタルマップで園内のアトラクションやレストランの位置がカテゴリ別に表示できたり、目的地までのルート案内を表示したりと園内の移動をストレスフリーにしてくれそうな機能も実装している。
さらに、来園時に同アプリの「チェックイン」ボタンを押すと、来園者限定の情報やおトクな特典が手に入るようだ。いまのところ、今夏オープンの絶景展望台「FUJIYAMAタワー」をはじめとする新施設の先行体験などがアプリ会員限定で提供される予定とのこと。
Android版はこちらからダウンロード可能。
観光MaaSの実現を目指す
同アプリは、デジタル技術を取り入れた未来の観光の楽しみ方を提供する「富士山のスーパーアミューズメントシティ化」に向けた施策の一環として開発された。
今後は、富士急ハイランドにて活用できる機能の拡充にくわえ、現在実証実験中の顔認証周遊パスとの連動なども検討中。将来的には、アプリ内の顔認証だけで富士山周辺のホテルやバス、観光施設の利用ができる観光MaaSの実現を目指すという。
- Original:https://techable.jp/archives/147768
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口