LAMY(ラミー)といえば、1930年にドイツの古都ハイデルベルグで誕生した筆記具ブランドです。創業以来デザインにこだわり続け、多くの名作を世に発表してきました。
1966年に発表した4色ボールペン「ラミー2000」はその名のとおり、2000年になっても色あせないデザインを目指した製品ですが、2000年どころか2020年を越えた現在でも売れ続けており、古臭さを感じさせません。同様に、ラミーの人気製品として名高いのが「ラミー サファリ」です。鮮やかなカラーリングの樹脂製のボディと象徴的なクリップにより、カジュアルだけど品のあるデザインで今もなお愛用者の多い筆記具です。毎年限定カラーのボディを発表しており高い人気を博しています。
しかし、「ラミー サファリ」の今年の限定カラーは、これまでとかなり異なる趣のものとなっています。3月発売の「ラミー サファリ ファースト」(2500円~/税別)は、なんと1980年の初代カラーを限定復刻したものです。
今回復刻となる色は「テラレッド」と「サヴァンナグリーン」の2種類です。いずれもアースカラーで、大地の赤い土を思い起こさせるような赤色と、亜熱帯の草原を思わせる緑色となっています。
40年以上の時を経てこの色を復刻させる思いの中には、新型コロナウイルス感染症の流行により社会が大きく変容する中でも、海や大地のように不変な存在である自然に焦点を当てようというメッセージが込められているそうです。
「ラミー サファリ」は万年筆とローラーボール(水性)、ボールペン(油性)の3種類で構成されています。
「ラミー サファリ ファースト(万年筆)」(4000円/税別)は独特なスチールのペン先となっており、ペン先の種類はEF(極細字)、F(細字)、M(中字)の3種類から選べます。グリップ部分は三角形に近い形状で握りやすくなっており、特徴的なクリップもデザインのアクセントになっています。インクはカートリッジ式で、残量はボディのインク窓から確認可能です。
「ラミー サファリ ファースト(ローラーボール)」(3000円/税別)は、万年筆とほぼ同様のデザインで、さらさらとした水性インクは万年筆の書き味と似ています。「ラミー サファリ ファースト(ボールペン)」(2500円/税別)は、やや形状が異なる、ノック式の油性ボールペンです。
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<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/352500/
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