日本最大の競技プログラミング(競プロ)コンテストサイト「AtCoder」を運営するAtCoderは2月6日、SOMPOホールディングスのイノベーション部門SOMPO Digital Lab主催の「SOMPO HD プログラミングコンテスト2021(AtCoder Beginner Contest 192)」の開催を発表した。総合順位1位の者には10万円分のAmazon ギフトカードなど、順位ごとの賞品が用意されている。参加登録は後日開始する。
同コンテストは、開催時間中(100分間)に出題されるプログラミング問題に対するソースコードを提出し、獲得した得点を競うというもの。誤答を提出するたびにペナルティが加算される(同コンテストの場合は5分間)。順位は総合得点で決定される(同点の場合は提出時間の早い者が上の順位になる)。
SOMPO Digital Labは、AIやIoT技術などの先端技術に関する内製開発にもチャレンジしており、論理的思考力を持ち、手を動かしながら問題解決を行えるAtcoderユーザーに、世の中を一緒に良くしていく取り組みの仲間になって欲しいと考えてコンテストを開催するとしている。
SOMPO Digital Labは、損保ジャパンを中核とするSOMPOグループ全体のDXを推進。各グループ事業会社のR&Dを支援して顧客体験価値を向上させる商品・サービスの開発、新たなテクノロジーを活用した業務効率化、既存事業領域とは一線を画した新たなビジネスモデルの構築などに取り組んでいるという。
また、グループ内への技術展開の際には、必要に応じて社内エンジニアによるアプリケーションの内製開発や、データサイエンティストによるデータ解析も行っている。介護事業における品質・生産性向上や保険事業における既存業務効率化などの課題解決などでは、エンジニアとデータサイエンティストが協調してプロジェクトを推進しているそうだ。
AtCoderは、日本最大の競技プログラミングコンテストサイト「AtCoder」を運営。20万名超(うち日本人は11万名以上)が参加登録し、毎週開催される定期コンテストには約1万名以上が挑戦するという。
その他にも、高度IT人材採用・育成事業として、コンテスト参加者の成績を8段階にランク付けした「AtCoderランク」を利用する転職・求職支援サービス「AtCoderJobs」や、IT人材のプログラミングスキルを可視化できる検定「アルゴリズム実技検定・PAST」といったサービスを展開している。
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