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「Plug and Play Shibuya」にARグラスでコンテンツを体験できる特設ブース登場

株式会社x gardenは、東急不動産株式会社が運営する「Plug and Play Shibuya powered by東急不動産」の1階に、空間コンピューティングを体験できるARグラス特設ブースを開設。

2021年2月8日より約2ヶ月間、x gardenが運営する国内唯一の大学生AR・MRサークル「Spatial Computing Lab(S.C.L)」が開発したアプリを展示する。

未来の体験が目の前に

作品は第1期2月8日~2月26日と第2期3月1日~3月31日の2期に分けて展示される。

第1期では、バーチャルで再現した大阪城の建設・焼失・再建の歴史を現実世界と重ね合わせて見られる「Spatial History」や、目の前にバーチャルペットが出現する「PET OWNAR」などが登場。

第2期では、周囲の環境をセンサーで認識してその空間をスカッシュコートにし、「重力」や「ボールの加速度」を調整することで難易度を変えながら楽しめる「Doremi Squash」や、空間上に自由に音を配置し、コントローラーで好きなように音を奏でることで視覚と聴覚がインタラクティブに交わる新しい感覚が体験できる「BEAsTS」などが展示される予定だ。

これらの作品は主にMagic Leap社のMRグラス「Magic Leap1」を用いて制作されたという。「Magic Leap1」といえば、国立科学博物館のXRコンテンツ展示イベントや新宿小田急百貨店での謎解きイベントでも活用された際にTechable(テッカブル)でも取り上げた製品だ。

産学連携でAR領域の共創を加速

展示会場となる「Plug and Play Shibuya powered by東急不動産」は、国内外のスタートアップやイノベーションを求める企業との共創活性化を目指すインキュベーション施設。

そんな「スタートアップ・大企業が集う空間」に、「空間コンピューティングを体験できる機会」を設けたことで、渋谷を起点にしたAR業界の産業共創に期待が寄せられているようだ。

一方、このたび作品を出展したS.C.Lは、完全審査制で1期あたり10名前後のメンバーを集め、AR・MRグラスを用いた次世代サービスを3ヶ月で創作し世に発信していく参加費無料のクリエイティブサークル。

運営元のx gardenから、渋谷駅徒歩2分の作業環境や「Magic Leap1」「nreal light」といったデバイス、技術的な質問ができるメンターなどの提供を受け、チームビルディングから創作活動、展示会というプログラムを実行する。また、プログラム終了後には任意で事業化の検証もできるようだ。現在、第3期生を募集中。

PR TIMES
Spatial Computing Lab

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