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服を着たまま撮影するとAI身体推定採寸を行うBodygramアプリが3Dアバターによる体型トラッキング採用

Bodygram Japan(ボディグラム・ジャパン)は2月10日、AI採寸テクノロジー搭載アプリ「Bodygram」(Android版iOS版)のより高度な活用を見据え、大型アップデートとして3Dアバターによる体型トラッキング機能を提供開始すると発表した。App storeおよびGoogle Play storeにおいてアップデート版を順次利用可能になるとしている。

今回の新機能により、ユーザーは採寸した推定身体データを数値ではなく3Dで視覚化されたアバターで把握可能となるとともに、データを蓄積することで体型変化の推移を記録・確認できるようになった。体型を把握しやすい3Dアバター表示により目標体型への進捗確認も手軽になり、健康管理にも活用しやすいという。

同社は、人工知能(AI)の学習機能を駆使して身体サイズを推定する技術を開発。Bodygramアプリ上で年齢・身長・体重・性別を入力し、服を着たまま、スマートフォンのカメラで正面・側面の2枚の写真を撮影するだけで被写体のボディラインを自動検出し、腹囲・肩幅・手足の長さなど全身24カ所のサイズを推定できる。

従来の仕様では、採寸した各部位データは数値のみで確認可能だったが、新機能では、身体形状を3Dアバターとして視覚化。複数回採寸を行いデータを蓄積すると、体型トラッキング機能によりアバターの伸縮表示で体型変化を表現するため、ユーザーは自分の体型をより直感的に把握できるとしている。

また3Dアバターとして生成されたイメージは、アプリ上で回転やズームイン・アウトすることで、普段は見ることのできない角度から自身の体型を客観的に観察・分析することも可能。

これら機能はユーザーからリクエストが寄せられていたもので、体のサイズ情報を3Dイメージ化することで、より具体的に自分の身体の形状を把握し、トレーニングやダイエット、体調管理などに役立てやすいとしている。

同社によると、今回の新機能は、ヘルスケア・遠隔医療やおうちフィットネス分野における第1ステップとして、フィットネステック領域でのBtoB連携を視野に開発・実装に至ったという。また、ユーザーを推定採寸し3Dアバター化することで、将来的には採寸にとどまらずエンターテインメント性も付加価値として提供できると考え、ゲーミングなどでの活用も念頭に置いているそうだ。

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カテゴリー:人工知能・AI
タグ:Bodygram Japan日本(国・地域)

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