アプリ側の対応により、一時期可能となっていたM1搭載MacへのiOSアプリインストールが、再び不可となったことがわかりました。
Appleのサーバ設定変更にアプリが対応
M1搭載Macの特徴のひとつは、iOSアプリをインストール可能な点です。発売当初は外部ツールを利用することで、さまざまなiPhoneやiPadアプリがインストール可能となっていました(ただし最初にiPhoneまたはiPadにそのアプリをインストールしておく必要があります)。
ところがその後Appleはサーバ側の設定を変更し、Mac App Storeで配布されている以外のiOSアプリを、M1搭載Macにインストールできないようにしました。
これに対抗するように、iMobie M1 App Checkerを含むサードパーティーのアプリがアップデートされ、Appleのサーバ側仕様変更に対応、再びこれらのツールによってM1搭載MacにiOSアプリがインストール可能となりました。
Appleが再びサーバ側設定を変更
しかし残念ながらAppleは再びサーバ側の設定を変更したようです。
米メディア9to5MacがiMazingを使い、macOS Big Sur 11.2およびmacOS Big Sur 11.3ベータを搭載したMacでiOSアプリのインストールを試みたところ、失敗に終わったと報告しています。
筆者もiMobie M1 App Checkerで試そうとしたところ、アプリを最新版にアップデートできなかったため、iMobieに直接問い合わせてみました。
iMobieから、以下のような返答を頂きました。
お問い合わせの件ですが、先ほど確認させていただきましたところ、現時点では、Apple側制限のため、M1 App Checkerでインストールできなくなります。
今後、再びiOSアプリが、サードパーティーアプリ経由でインストール可能となるかどうかは不明です。
Source:9to5Mac
(lunatic)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-346693/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania