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導入数2700件を突破した社内の知恵袋「Qast」、スマホアプリをリリース!

any株式会社が提供する社内ナレッジ共有ツール「Qast(キャスト)」は、2018年7月にβ版、2019年4月に正式版をリリースし、2,700を超える企業・自治体に導入されている(2021年2月10日時点)。

導入数が伸びるとともにユーザーの職種が営業・配送・建設など多様化。そこでこのたび、iOS版・Android版のスマートフォンアプリ(β版)をリリースした。

社員IDでログイン

「Qast」は、Q&A形式とメモ形式で社内のナレッジを集約し、ナレッジの属人化や電話やメールで何度も同じ質問に回答するという状況の解消に貢献するツール。チャットツールでのやり取りと違い、ツール内にしっかりとナレッジを蓄積できるというメリットもある。また、投稿者には、投稿数や反応数に応じたスコアが付与されるなど、積極的なナレッジ共有を促す仕組みもポイントだろう。

そんな「Qast」のアプリが登場。社員IDでのユーザー登録(ログイン)ができる「IDログイン機能」をアプリにも活用することで、メールアドレスやPCを支給されていないスタッフの「Qast」での情報共有を可能とした。

アプリの機能としては、投稿を教えてくれるプッシュ通知、投稿へのリアクション(いいね・ブックマーク・コメント)、未読投稿の絞り込み、すばやい検索ができるタグ検索機能、スコアランキングの閲覧などが挙げられる。

なお、アプリを使うには、まずWeb上でチームアカウントを作成する必要があるとのことだ。

大手企業も多数導入

では、「Qast」の導入事例をいくつか紹介しよう。

直近でいうと、2021年2月2日に株式会社丸井グループがグループ全社(約5,000名)で導入。グループ会社間の垣根を越えて、グループ共通の制度・システムに関するマニュアルや顧客からの問い合わせの共有を開始した。anyは丸井グループに対し、Qastの提供にくわえナレッジコンサルタントのサポートも提供している。

そのほか、株式会社NTTドコモ、日本マクドナルド株式会社、サンフロンティア不動産株式会社、JR東日本ビルテック株式会社など多数。

「Qast」の特性上、スタッフの人数が多ければ多いほどその有用性がはっきりとわかりそうだ。もちろん、少人数での利用も推奨しており、10人以下は永年無料で利用できるようになっている。

PR TIMES(アプリリリース)
PR TIMES(丸井グループ)

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