株式会社ナナメウエは、ユーザー同士が趣味や好きなことをベースにグループ通話をする次世代SNS「Yay!(イェイ)」を2020年1月1日にリリース。以降、サービス開始11ヶ月で200万ユーザーを突破し、1日の投稿数が500万回を超えるなど、日本発のコミュニティサービスとして最大級へと成長中だ。
今回は、そんな右肩上がりの成長を見せる「Yay!」にフォーカスしてみよう。
「Yay!」はどんなサービス?
同サービスは、アルゴリズムによってマッチングされた世代や趣味趣向が同じ人たちが、そのコミュニティの中でリアルタイムなグループ通話を楽しめるというもの。通話のほかチャットやタイムラインで気軽にコミュニケーションを取ることもできる。
コミュニティには「アニメ」「ゲーム」「資格」「アイドル」「毒吐き」「悩み相談」などのテーマがあり、自分が興味のあるテーマからコミュニティを探すことが可能。例えば「アニメ」を選んだ場合、そのなかでも「うたを歌う」「声真似」「絵が上手になるようにアドバイスし合う」といったコミュニティや特定の作品について語り合うコミュニティなどさまざまなものがある。
なお、誰もが気軽に使えるサービスがゆえに、年齢確認の実施や24時間の投稿パトロールなど、安全性に配慮したプラットフォーム運営を心がけているようだ。
スピード感のあるアップデート、今後にも期待
同社は、「Yay!」のリリースから約1年という短い期間に、細かい修正を含めると25回以上のアップデートを実施している。直近のアップデートでは、一緒に話したメンバーを記念にシェアできる機能や、フォロー外のユーザーからのメッセージが別のチャットボックスに入るメッセージ区分け機能、みんなで遊べるゲーム機能などが追加された。
そしてこのたび、「Yay!」の運営強化を目的として、NOWとTLMおよび個人投資家からのエクイティによる資金調達と、三井住友銀行、千葉銀行、群馬銀行、武蔵野銀行、金融政策公庫からのデットによる資金調達を行い、5.5億円の調達を完了。
同社代表取締役の石濵嵩博氏は、「『すべての人に居場所を作る』ことを目標に、若い世代だけでなく、すべての世代の方々に一番愛されるようなサービスづくりをしていきます。」とコメントしている。
ちなみに同社は、2020年5月に「Yay!」のデータをもとに開発されたAIと人(BPO)のハイブリッドな監視管理サービス「Posmoni」をリリース。同時に、「Posmoni」の仕組みを応用したオリジナルAIシステムの開発支援も開始している。
PR TIMES(資金調達)
PR TIMES(ユーザー数200万人突破)
- Original:https://techable.jp/archives/148503
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口