Appleが現地時間2021年2月16日、米国特許商標庁(USPTO)にて、Apple Pencilを使い、iMacやApple TVなどをジェスチャーコントロール可能にする特許を取得しました。
先端チップや末端カバーを交換可能なモジュールに
Appleが新たに取得した特許は、「交換可能なモジュールを備えた多目的スタイラス」というものです。
本特許では、上記図表3の先端チップ(190)や、末端カバー(120)などの交換可能なモジュールと、タッチボタン(102)を持つ構造とし、Apple Pencilに複数の機能を付加することが記されています。
末端カバーモジュールには、加速度計、生体情報読み取り装置、マイク、カメラ、先端チップモジュールには圧電センサー、フォトダイオードなどが想定されているようです。
iMacやApple TVをジェスチャーコントロール
また、上記図表9、10には、Apple Pencilを使ったジェスチャーコントロールでiMacやMacBookを操作する様子が記されています。
Patently Appleによれば、ジェスチャーコントロールの例として、Apple TVでの動画再生時に、「一時停止」「ジェスチャーで操作した分だけ早送りする」などが可能になるかもしれないとのことです。
Appleは日々、多数の特許を申請取得しているため、本特許を用いた製品が登場するか、いつ登場するかは不明です。
Source:USPTO via Patently Apple
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-347765/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania