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Apple、将来的に240HzリフレッシュレートディスプレイをiPhoneに搭載か

iPhone 240Hz
 
Appleが現地時間2021年2月16日、米国特許商標庁(USPTO)にて、可変リフレッシュレートディスプレイに関する特許を取得しました。特許内では、240Hzリフレッシュレートでの動作も想定されています。

60Hz〜240Hzリフレッシュレートを備えるディスプレイ

Appleが取得した特許名は「複数のリフレッシュレートモードを備えたディスプレイ」というもので、基本リフレッシュレートの他に、2倍〜4倍モードで動作させることが記されています。
 

 
例として特許内には、「基本リフレッシュレートが120Hzで、高リフレッシュレートが240Hz」「基本リフレッシュレートが60Hzで、高リフレッシュレートが120Hz、180Hz、240Hz」などの適用例が示されています。
 
この特許に基づくディスプレイは、iPhoneだけではなく、iPad、Apple Watch、Appleメガネ、ヘッドマウントディスプレイなど多くのデバイスに搭載されることが想定されています。
 
Appleは日々、多数の特許を取得しているため、特許に基づく実製品が登場するか、登場するとしてもいつになるかは不明です。

iPhone13 Proシリーズでまずは120Hz実現か

iPhone12シリーズ発売前には、リフレッシュレートを60Hzと120Hzで切替可能なプロトタイプの存在を、リーカーのジョン・プロッサー氏が公開しましたが、実製品には搭載されませんでした。
 
2021年モデルとなる、iPhone13 Proシリーズ(仮称、iPhone12s Proシリーズとの噂もあり)には、リフレッシュレート120Hzの、Samsung Display製低温多結晶酸化物(LTPO) – 薄膜トランジスタ(TFT) 有機EL(OLED)ディスプレイパネル」が搭載されると噂されています。
 
 
Source:USPTO via Patently Apple
Photo:Apple Hub/Twitter
(FT729)

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