Appleが現地時間2021年2月18日、米国特許商標庁(USPTO)にて、ディスプレイパネルにセンサーを統合する特許を取得しました。この特許を実製品に活かせば、ノッチ無しでFace IDとTouch IDを搭載し得るようです。
各種センサーをディスプレイパネルと一体化
Appleが取得した特許は「光検出器を統合したTFTディスプレイパネル」に関するもので、ディスプレイを表示装置として機能させるだけではなく、様々なセンサーも組み込む仕組みが記されています。
光検出器は、「生体認証センサー」「カメラ」「深度センサー」などを搭載して構成、画像(2D画像)や深度マップ(3D画像)、ビデオクリップを生成するために使用することが、特許内で説明されています。
多層構造を持つディスプレイに統合する各種センサーは、ディスプレイパネル下に埋め込むか、ディスプレイ自体に統合することを想定しており、特許内にはその配置図が記載されています。
2022年モデルで実現する?
リーカーのMauri QHD氏(@MauriQHD)は、上下左右のベゼルが太くなる分、ノッチのないiPhone13(仮称:2021年モデル)のプロトタイプがあると投稿していました。
ただし、実現するとしても、iPhone14(仮称:2022年モデル)の可能性のほうが高いようです。
ノッチのないiPhoneが実現するのか、取得した特許が必ず実製品に活かされるとは限りませんが、Appleは何らかの方法でノッチを無くすことに繋がり得る研究開発しているようです。
Source:USPTO via AppleInsider
Photo:Wccftech
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-348206/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania