ロシアの2020年第4四半期(10月~12月)のスマートフォン出荷台数においてAppleがシェアランキング2位に上昇したそうです。ただ、ロシアのスマートフォン市場自体は低迷しており、前年同期比で20%の減少となりました。
19.1%のシェアを獲得したApple
調査会社のIDCによると、ロシアの2020年第4四半期のスマートフォン出荷台数においてAppleは19.1%のシェアを獲得したとのことです。
このシェアは2018年初頭以来最高のシェアであり、シェアランキングでXiaomiを抜いて2位に躍り出ました。1位はSamsungで、2020年に最も売れたモデルもSamsung Galaxy A51だったとのことです。
同四半期にロシアで売れたiPhoneのほぼ半分はiPhone12シリーズであり、すべてのiPhone12シリーズは5G対応であることから、ロシアで販売された5G対応スマートフォンのほぼ4分の3がApple製であったとのことです。
低迷するロシアのスマートフォン市場
一方、ロシアのスマートフォン市場自体は低迷しています。
ロシアの2020年第4四半期のスマートフォン出荷台数は790万2,000台、金額では税引き前小売価格で22億3,600万ドル(約2,362億円)であり、台数は前年同期に比べて20%の減少となりました。
通年でも出荷台数は303億7,600万台で7.6%の減少、金額でも8.5%の減少となっています。台数ベースでは2017年以来最小となったそうです。
また、2021年のロシアスマートフォン市場も比較的弱いままだと予測されています。
- Original:https://iphone-mania.jp/news-348319/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania