現地時間2月17日、開発者向けにリリースされたmacOS Big Sur 11.3ベータ2のSafariが、WebM動画の再生に対応していることが明らかとなりました。
AppleのSafariでついにWebM動画再生をサポート
開発者向けにリリースされたmacOS Big Sur 11.3ベータ2では、SafariにWebM動画再生のサポートが追加されています。WebMは、2010年にGoogleが発表したロイヤリティフリーの動画のコンテナフォーマットで、同社が開発した画像フォーマットWebPに似ています。
現在、ほぼ全てのWebブラウザはWebP動画に対応していますが、これまでAppleがSafariにWebPのサポートを追加することはありませんでした。2010年にAppleの共同設立者の1人であるスティーブ・ジョブズ氏は、AppleはWebMを採用する予定はないと主張していました。
MacでmacOS Big Sur 11.3ベータ2を実行している場合は、The WebM ProjectのWebサイトにデモ動画が公開されており視聴が可能です。
既に、WebP画像やVP9をサポート
WebM動画の対応に先立ち、Appleは、macOS Big SurでSafariにWebP画像のサポートを追加しています。その他、VP9にも対応し、YouTubeやNetflixなどで4K HDRコンテンツが視聴できるようになりました。macOS Big Surの登場で、Safariに翻訳機能が埋め込まれ、プライバシーを制御できる多くの機能が導入されました。
macOS Big Sur 11.3ベータ2は現在、Apple Beta Software Programに登録している開発者とユーザーが利用できます。なお、Appleは一般向けのアップデートの公開時期については明らかにしていません。
Source:The 8-Bit via 9to5Google
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- Source:iPhone Mania
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