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コインチェックとHashPortが「暗号資産規制の現在と未来」をテーマに慶應大 KGRIで公開講座開催

暗号資産(仮想通貨)・ブロックチェーン技術に関連する国内外のニュースから、過去1週間分について重要かつこれはという話題をピックアップしていく。今回は2021年2月7日~2月13日の情報から。

マネックスグループ傘下の暗号資産取引所コインチェックと、HashPortは2月12日、
慶應義塾大学 グローバルリサーチインスティテュート
(Keio University Global Research Institute。KGRI)において、「暗号資産研究プロジェクト」を発足すると発表した。期間は2月25日から3月31日まで(2021年度も継続予定)。プロジェクトの担当教員は、田村次朗教授。

同プロジェクトは両社の寄付により運営されるもので、初回講座は一般の方も受講可能な公開講座としてオンラインで実施される。開催日時は2月25日15:00〜16:00。ゲストスピーカーとして、自主規制団体「暗号資産取引業協会」(JVCEA)の歴代事務局長である安河内誠氏と福井崇人氏を招き、日本の暗号資産規制の歴史と制度設計の考え方についての講演を行う。

初回オンライン公開講座概要

今後同プロジェクトでは、こうした分野に造詣が深い実務家の方をゲスト・スピーカーとして招き、その知見を共有する研究会を実施する。ブロックチェーン技術や暗号資産に関する理解を深め、日本経済の健全な発展に向けた今後の戦略や適切な規制のあり方など、広範な視点からこの新しい技術の未来について探っていくという。

HashPortは、「ブロックチェーンテクノロジーで日本を革新する」をミッションに掲げ、ブロックチェーンの社会応用を支えるソリューションプロバイダーとして事業を展開。暗号資産交換業者を含む日本国内の企業に、新規暗号資産取扱関連サービスやコンサルティングサービスを提供している。また、海外のブロックチェーンプロジェクトに対して、日本展開を支援するアクセラレータープログラムも実施している。

KGRIは、慶應義塾大学のグローバル化をより推進するための基盤として、2016年11月に設置された組織。大学研究モデルの新たな試みとして、産学連携で研究シーズを育てるコンソーシアムとなっている。

同学は、世界で最も高齢化が進む日本の長寿社会における様々な課題、リスクを解決するために、高度で学際的・国際的な教育・研究活動を行うべく「長寿」「安全」「創造」という3つのクラスターに資源を集中。これら3クラスターにおける研究活動をより前進させ、その成果を広く国際的に発信することを目的としている。

カテゴリー:ブロックチェーン
タグ:コインチェック(企業・サービス)HashPort日本(国・地域)

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