春が近づき、ガーデニング愛好者には植物の成長が楽しみな季節です。しかし、仕事で公園の緑地やスポーツ施設の芝を管理されている人には、仕事の増える悩ましい季節でもありますね。そこで気になるのが、農林業機器、環境・産業機械の開発、製造、販売を手掛ける「ハスクバーナ・ゼノア」が発売するロボット芝刈機「オートモア 550」(58万9000円)。
1本の境界ワイヤーで囲まれたエリアの中を、最大3台のオートモアを稼働できる「オートモアクラブ」という機能を搭載し、最大1万5000平方メートルの芝管理を効率化できる優秀なマシンなのです。
「オートモア 550」は、境界ワイヤーで囲まれたエリアの中をランダムな動きで自走して芝を刈るロボット芝刈機。数ミリずつ芝を刈るので、刈った芝を集める手間もないのも利点です。本体は、全幅560×全長720×全高310mm、重さは13.9kg。デリケートな芝生に負担がかからないサイズなのもいいですね。
1台あたりの最大稼動領域は、5000平方メートル+20%だから、3台を同時に稼働させると、1万5000平方メートルの敷地を全自動で管理できることになります。複数台の稼動状況は、パソコンかスマホアプリ「Automower Connect(オートモアコネクト)」で管理できます。
屋外利用が前提なので天候に管理されることもありません。最高45%までの急勾配の斜面にも対応しており、複雑な地形でも大丈夫。雨や夜間に関わらず、着々と芝を手入れしていく働き者なのです。そして、バッテリーが少なくなると、自動でチャージも行います。
「GPSアシストナビゲーション」と「ウェザータイマー」を搭載し、芝生の成長に自動的に合わせ、芝刈り頻度を判断する優秀さも持っています。また、タイマーで稼働時間を設定でき、たとえば夜間だけの作業にすることも可能。
安全性を考慮してカバー外側からブレード先端までの距離が長く、人の手足に触れにくい設計になっています。また、本体が持ち上げられた場合はブレードの回転が停止する設定のおかげで、万が一にも安心。ちなみに、PINコード、警報アラーム機能もあり、盗難への備えも万全です。
この「オートモア」シリーズは、個人の庭から学校施設、果樹園などの広い敷地まで対応する豊富なラインナップを発表してきています。複数台を同時に稼働させる「オートモアクラブ」機能の搭載で、スポーツグラウンドなど、さらに広大な敷地の管理も、コンピューターで一元管理できるようになりました。
小型のクルマのような見た目もどこか愛らしい「オートモア 550」、実際に稼働しているところをぜひ見てみたいですね!
>> ハスクバーナ・ゼノア
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/354741/
- Source:&GP
- Author:&GP